オンライン留学は経済的な教育格差を縮めるのか?
こんにちは。
グローバル留学センターの橋本です。
みなさん「University of the People(Uopeople)」という大学を聞いた事ありますか?
ここ最近やっと話題になって来た大学なので聞いた方も多いかも知れません。
この大学はアメリカにあるオンライン大学なのですが、授業料が無料なのです!!
設立目的は、貧困で学ぶことができない人に、ネットを通じて国境を超えて学ぶ機会を与えることだそうです。世界200カ国から5000人もの学生が現在学んでいます。
Uopeopleは入学金や試験代金を合わせて大学4年間で約50万円ほど掛かりますが、アメリカの大学に4年間留学すると学費、生活費を合わせて1000万円以上するので、どれだけ安いかが分かるかと思います。50万円でアメリカの学位が取れますし、他の大学にもトランスファーする制度が有ります。
興味を持った方は調べて見てくださいね!
他にも世界の有名大学が一部のコースを無料でMOOC (Massive Open Online Course)と言う形で提供をしています。クラスルームの人数制限や立地の制限がなく、インターネットがあればどこでも高いクオリティーの教育を受けられる事を目的としています。
世界の有名大学のクラスが無料で受講する事が出来ます。
カナダでは今回のコロナショックを受けて学校をクローズせざる得なくなった為、多くの学校でオンラインクラスが開講される事となりました。オンラインなので当然日本でも受ける事が出来ます。
オンラインクラスなので通常のクラスよりも価格は安くなっています。
この様に世界でオンライン留学が広がって来ています。
オンライン留学はまだまだ歴史が浅いので効果を検証する必要が有りますが、もしも通常のクラスと効果が然程変わらなければこれからの教育のニューノーマルになる可能性が有ると思います。
オンライン留学期間が日本で通っている大学の単位として認められたり、オンラインクラスも実際のクラスと同等の評価をもらえ、履歴書に書ける時代が近いかもですね。
留学は現地でしか学べ無い事がたくさん有り、現地での生活を通してしか得る事できない経験や国際感覚、自信などは勉強よりも大きいと思います。なので出来るなら現地に行ける事がベストですが、経済的に難しい方がたくさんいるのが現状です。現地での滞在費が掛からない留学なら出来ると言う方の方がきっと多いはずです。オンライン留学で経済格差による教育格差を少しでも縮める事が出来れるのであればとても素敵な事だと思います。
経済格差による教育格差がさらなる経済格差を生んでいるループが少しでも改善されれば良いですね!