こんにちは。
グローバル留学センターの橋本です。

文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」が留学生を対象に行ったアンケート調査では、
留学帰国生の89.2%が留学経験が就職活動に「良い影響を与えた」と回答したことが明らかになったそうです。さらには留学経験が志望業界や企業の変化をもたらした割合が65%以上にのぼったとの事です。
※アンケートは、2017年に新卒向け就職活動を経験した「トビタテ!留学JAPAN」派遣留学生483名を対象に2017年10月18日~11月13日にかけて調査が行われました。


出典:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/mext/2017/12/20171128-release.pdf

このアンケートによると、留学帰国生の約9割が「留学経験が就職活動に良い影響」と回答 し、留学により留年・休学した学生のうち「就活にマイナス」はたった5%となっています。

国際協力銀行の調査によると、8割以上の企業が「海外事業を強化・拡大する」と回答し、外国人留学生の新卒採用実績が急増、日本企業のグローバル化への意識は年々向上しているとの事です。

その為、企業の 採用担当者の62.1%が企業のグローバル化に対応するために「留学経験者を積極的に採用していきたい」と考えていることからも、留学経験が就活に良い影響を与えたと言う結果に繋がっていると思います。

就職活動において具体的に評価されたポイントは、留学経験で培った「何事にも挑戦するチャレンジ精神」がもっとも多く76.7%。ついで「広い視野で物事を捉える力」61.0%、「対人コミュニケーション能力」56.8%との事です。

そして面白いのが留学後に、65.7%の学生が「留学によって志望業界・企業に変化があった」と回答しています。

「将来日本の成長に貢献できる企業」を志望する割合は留学前の43.6%から留学後59.1%に増加、「外国語を使える企業」は留学前36.8%から留学後48.8%に高まっているようです。
一方、「生涯年収が高い企業」は留学前28.4%から留学後23.8%へ減少、「周りに好感をもってもらえる企業」も留学前20.9%から留学後16.8%へ意向が低くなり、学により、日本への貢献が高まり、安定や周囲の評価、収入以上に、グローバルな環境で 自分がやりたいことにチャレンジでき、日本に貢献する仕事をしたい」と考えるようになった方が多いみたいです。世間体よりもやりがいを重視する傾向になった事はすごく良いですよね!

【具体的な変化の例】
○日本人であることの意識が高まるとともに、海外で活躍している日本人に多数出会ったことで、日本の活躍を支え日本 の将来に貢献する仕事がしたいと考えるようになった。
○日本の高い技術を世界に届けていけるような仕事をしたいと思った。また、様々な国籍や専門分野を持った人々と コミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていく仕事がしたいと思い、プラントエンジニアリング業界を志望した。
○留学する前は自分がどの業界・企業で働きたいのかわからず、就職活動をどのように進めていけばよいのか見当も つかなかったが、海外で研究したことによって、農業機械を通じて国内外の農家の手助けをしたい、という軸ができた。
○自分が本当に何がしたいのかを日本の常識にとらわれずに考える時間がとれた。海外インターンを通じて志望業界に ついて直接知ることができた。
○博士に進学することに不安や迷いがあったが、アメリカの博士取得後の多様なキャリアパスを知ることができて、むしろ 可能性が広がったと感じた。

 

留学を検討している方で、休学が今後の就活に不利になるのではと考えている方も多いと思いますが、
上記に記載しているように、現在企業は留学生の採用に積極的で、採用担当者の約8割が留学による留年・休学をマイナス評価しないというデータがありますので、そんなに心配は必要なさそうですね。

ただし、ただ留学をすれば就活に有利になると言うわけではありません、前回のブログでも述べているように、目的を持って留学に臨んでこそ、留学が就活にプラスに働くと言う事を頭に入れておいてくださいね。

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