留学、ワーキングホリデーのお金の持ち込み方について
留学、ワーキングホリデーの相談の中で多いのが、「カナダへのお金の持って行き方」に関する質問です。そこで今回はお金の持ち込み方についてまとめてみましたので参考にして見て下さいね。
主なお金の持ち込み方は以下となります。
2、現地の銀行口座を開設して海外送金
3、国際キャッシュカード
4、海外専用プリペイドカード
一番シンプルで手続きのいらないのがこの方法です。ただ、落としたり盗まれたりする危険も有りますし、 何の保証もないのであまりオススメは出来ません。
また$10000以上持ち込む場合は申告する必要が有ります。
メリット:面倒な手続きが必要ない、現地で手数料のいらない、またレートの良い両替所で両江替えすれば一番お得。
デメリット:リスキー。私は大金を持ってるだけで心配で疲れてしまいますw
このような方にオススメ:超短期留学 両替は日本でするとレートが良くないので、できたらカナダでするようにしましょう。
空港内にある両替所はレートが悪いので、ダウンタウンにある両替手数料が掛からず、レートが良いVBCEで両替すると良いです。
現地に来てから銀行口座を開設し、日本の口座からカナダの口座を送金する方法です。
大きな金額を一度に持ってきたい方にとって一番最適な方法となります。
TDカナダトラスト銀行であれば、日本人専用窓口があり、口座の開設、海外送金に関してなど日本語でサポートしてくれます。
日本とカナダのシステムは若干異なるので、英語に自信が無い方は、TDカナダトラストの日本語サポートのもとで口座開設される事をお勧めします。
口座開設に必要な物は、パスポート、カナダの住所、ビザ。
注意:TDカナダトラスト銀行は学生ビザやワーキングホリデービザを保持していないと口座開設できません。
TDカナダトラスト銀行以外の銀行(CIBC、BMOなど)ではビザを持っていなくても口座開設が可能ですが、日本語専用窓口は設けていません。
繁忙期は口座開設までに数日掛かる場合がありますし、送金には5営業日ほど掛かるので、到着して直ぐに日本からのお金を受け取れるわけでは有りません。
最初の2週間分ほどの生活費は日本から持って来るようにしましょう。
メリット:一度に大きな金額をカナダに送金する事が可能。紛失、盗難の等の心配がないので安心。
デメリット:お金を受け取るまでに数日掛かる。 送金手数料(数千円)、着金手数料(数十ドル)が発生するので小さな金額を何度も送金するのには向かない。
このような方にオススメ:長期留学、ワーキングホリデーの方
国際キャッシュカードがあれば、日本の銀行に入っているお金を海外のATMから引き出す事ができます。自動でその銀行の定める為替レートで計算されて、現地の通貨で受け取る事が出来ます。
通常のキャッシュカードは国際対応していないので、手続きをして作成する必要があるので注意。 大手の銀行であればたいてい作成可能です。
引き出すには手数料(200円程度)が掛かりますし、1日に引き出せる金額には限度があります。
($500~$1000) 持っていると便利ですので、使うか使わないか分からない場合はとりあえず作っておくと良いでしょう。
メリット:カナダで銀行口座を開設する必要がない。カナダに限らず海外のATMで日本の口座に入っているお金を引き出す事ができる。
デメリット:引き出すたびに手数料が掛かる。1日に引き出せる金額に限度がある。現地の両替所で換金するよりもレートが良くない。
このような方にオススメ:観光ビザ、短期留学、長期留学も万事に備えて作っておくと良いでしょう。
留学生の中で最近よく使われているのが「キャッシュパスポートです。
これらは、プリペイドカード(電子マネー)の様なもので、あらかじめ日本でカードにお金を入金しておけば、 現地のATMで現地通貨でお金をおろしたり、そのカードでクレジットカードの様にキャッシュレスで食事や、買い物をする事が出来ます。
クレッジトカードの様に審査が無い為、だれでも簡単に作る事が出来ます。 事前に入金した分しか使えないので、使いすぎる事も無いでので子供を留学にさせる両親にとっては安心かと思います。 キャッシュパスポートは発行時に盗難予防のためのスペアカード(2枚目)がついていて、万が一、海外で紛失・盗難した場合は1枚目だけを使用停止にでき、 2枚目を使って利用し続けることができます。
※詳しくはキャッシュパスポートの会社にお問い合わせください。
メリット:カナダで銀行口座を開設する必要がない。海外のATMで現地の通貨を引き出す事ができる。
加盟店であればクレジットカードの様にキャッシュレスで食事、買い物ができる。
カードを紛失してもスペアカードを使う事ができる。振り込んである金額しか使えないので使いすぎる心配がない為、お子様を留学させる際に最適。
デメリット:引き出すたびに手数料が掛かる。1日に引き出せる金額に限度がある。現地の両替所で換金するよりもレートが良くない。
キャッシュパスポートはMaster card の加盟のATM、お店でしか利用できない。(カナダのほとんどのお店、ATMはMaster、Visaカードを利用できるのでそれほど心配はいいりません。)
このような方にオススメ:観光ビザ、短期留学
上記のどれから一つの方法に頼るのは危険ですので、不測の事態に備えて できたら上記の方法を組合わせたり、クレジットカードを持って来るようすると良いでしょう。