カナダ大使館で聞いた2018年度カナダワーキングホリデー申請概要

• 日本の国籍を有する
• パスポートの有効期限がワーキングホリデーの滞在期間をカバーすること
• 年齢が、IEC登録時点で18歳以上30歳以下である （出発時の年齢ではありません）
• 最低2,500カナダドル相当の資金を有している （およそ20～25万円）
• 滞在する期間をカバーする医療保険に加入できる
• カナダに入国できる権利・資格がある事
• 往復航空券を事前に購入するか、帰国の航空券を購入できる資金を持っていること
• 扶養家族が同行しないこと
• プログラム参加費の支払いができること

今年の定員数も2017年度同じ６５００人の定員数です。公式サイトよりご確認頂けます。

ワーキングホリデーの申請はIEC参加資格審査とIEC就労許可証審査の2段階に別れています。まずはIEC参加資格審査から進めて行く形となります。

1、IEC参加資格審査申請

１）プロファイル（My CIC)を作り、IEC Poolに提出
■参加希望者のプロファイルをシステム内で保管する場所を*IEC Poolと呼んでいる。
■IEC参加資格に関する質問を答えプロファイル（My CICアカウントを作成）を提出する。
■IEC Poolでのプロファイル登録期間は年度プログラムが終了するまでの最長1年間有効

プロファイルはこちらより作成できます。Continue to GC Keyよりお進みください。
注意：ID、パスワードは必ず控えておくこと。ログインに必要

２）プロファイルを作りIEC参加資格を満たすと、Invitation Letter（招待状）が届く。

＊写真はサンプルです。（書式が変更になっている場合があります。）

■招待状が届いてから10日以内にIEC申請をするか否かを判断し、受ける場合は「Start Application 」をクリック。
■「Start Application 」を押してから20日以内にIEC就労許可証の申請を開始すること。

 

2、IEC就労許可証審査（ワークパーミット）

1）申請書をオンライン上で記入する
■申請書をご自身のディバイスに保存して入力情報を確認する。（パソコンが必要です。）
■パスポート情報（番号、発行日、失効日）は正しく入力すること。
注意：IEC就労許可が下りると、eTAは申請時に登録したパスポート番号に承認されます。IEC申請の際に入力するパスポート情報を誤ると、実際のパスポートにはeTAが承認されておらず、カナダ行きの飛行機に搭乗できなくなります。

2）提出必要書類をオンライン上で提出する。（My CICアカウントより）
■予めPDF化した状態で保管しておくと便利。

３）諸費用をオンライン上で支払う。
プログラムの参加費＄150、ワークパーミット申請費＄100をクレジットカードで支払う。

4）審査が終了すると、My CICアカウントにIEC就労許可証の発行を許可する手紙（Letter of introduction ＝LOI）が届く。
*IEC就労許可証申請期間は最長8週間。

５）LOIをプリントアウトして入港地（バンクーバー空港など）の移民局で見せると、正式なIEC就労許可証（ワーキングホリデービザ）が発行される。
■LOIの有効期限は発行日より1年間、有効期限内にカナダへ入国すること。
■カナダの滞在許可は、通常、入国日より1年間。
■滞在許可が短くなる例：入国時点でパスポートの残存期間が1年に満たない場合、もしくは、海外旅行保険加入期間が1年より短い場合は、許可の下りる滞在期間は、それらの有効期限となるので注意。

上記をまとめますと申請の流れが以下のようになります。

①プロファイルの作成（My CICアカウント）
↓
②IEC Pool登録
↓
③招待状が届き、10日以内に正式に参加することを決め、20日以内にIEC就労許可証（ワークパーミット）の申請に入る。
↓
④就労許可証の申請（提出書類の作成、アップロード、参加費用の支払い）
↓
⑤8週間以内に手紙（Letter of introduction ＝LOI）が届く。
↓
⑥LOIを持って渡航、カナダの空港の移民局でLOIとビザを引き換える。