こんにちは。
グローバル留学センターの橋本です。

弊社ではワーキングホリデーに次いで相談が多いのが「コープ留学」です。
日本の大手エージェントがSNSやネット広告で大きく宣伝していることもあり、「最強のキャリアプランです!」と受け止めている方も多いようです。
しかし実際にお話を伺うと、「そもそも留学が必要なのか?」
「キャリアチェンジする必要が本当にあるのか?」と感じるケースも少なくありません。
もちろん、「挑戦すること」そのものは素晴らしいことですが、時間・費用・その後のキャリアはすべて本人の責任で進んでいきます。だからこそ、決める前に現実を理解しておくことが大切です。

現在のカナダは就職氷河期と言われています。(2025年9月時点)

  • 若年層失業率:14.7%

  • 全国平均失業率:7.1%

カナダ人ですら仕事に就けなくて苦労していますし、このような状況の為に政府は外国人就労ビザの発行を規制し失業率6%以上の都市(地域)では、外国人の方の就労ビザが下りません。
このような状況なので、多くのコープ留学生が座学終了後のコープ期間をカレッジで学んだ専門職のインターンではなく飲食店でのアルバイトに落ち着いているのが実情です。

特に影響を受けやすい分野はIT・マーケティング・ビジネス系です。
これらの分野では、カレッジで学んだ分野での仕事に就けないケースの方が高いです。
特に未経験の方のほとんどが飲食店でアルバイトをしてコープ期間を過ごす方がほとんどです。

帰国した際にカレッジで学び、学んだ事を活かして現地の企業で有給インターンをして実務経験を積んできました!、、、と胸を張って言えないケースが多いのです。

今大学生で、これから社会に出て就職をされる方に対してアドバイスをするならコープ留学はとても良いと思いますが、
社会に出てある程度経験を積んだ30代〜中堅層の方に対してはアドバイスが異なります。

「人生は一度限り、やらずに後悔より、やって後悔!」、「年齢はただのナンバー」というアドバイスもある意味正しいと思いますが、実際に年齢の影響を受けるのは帰国後です。

特に日本は今も年齢フィルターが強く、30代半ば以降の未経験転職はかなりハードルが上がります。
30代で既にキャリアを積んでいる方に求められるのは未経験スタートではなく“即戦力採用”

30代半ばの方に「留学してきました、未経験ですがやる気はあります!」って言われても、特別なスキルや、よほど人手不足の業種でない限り簡単には採用してくれません。30半ば〜40代になると即戦力となるキャリア採用が普通です。
同年代の方を見て頂くと、30代半ば後半になればそれなりに経験を積んでその分野で中間管理職になっていたりする方は多いかと思います。

そのため、中堅層の方が無理に新しい分野へキャリアチェンジするより、これまでの経験を活かした転職の方が現実的な場合も多くあります。
もしこの記事を読んで「本当に自分に必要な留学なのか…?」
と迷うなら、一度日本で同じ職種・業界のまま環境だけ変えてみるという選択肢もあります。

コープ留学は費用も大きく、時間も失われます
SNSの甘い広告だけを鵜呑みにせず、現実面も理解した上で判断することです。

もちろん、覚悟を持って挑戦し、留学をきっかけに大きく人生を変えた方がたくさんいるのも事実です。

  • 強い目的意識

  • 継続的な努力

  • タイミングと運

  • そして覚悟

ただの興味や憧れではなく、「リスクを取る覚悟」がある人には、コープ留学は大きな変化をもたらす手段になるかも知れません。

挑戦する気持ちは素晴らしいことですが、目的・現実・リスクの3点をしっかり理解した上での留学こそ「意味のある投資」になります。
カナダ留学・ワーキングホリデーをご検討中との方はサポート手数料無料の弊社までお気軽にお問い合わせ下さいね。

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