こんにちは。
グローバル留学センターの橋本です。

日本の難関大学がグローバル化に対応していく為に、受験出願資格に英語基準を定める事に決定したとの事です。
参考:日本経済新聞

全国にある国立大全82校のうち、東京大や京都大など難関校を中心に3割の25校が、英検準2級(高校中級程度)相当以上を出願資格にするそうです。
私はこのニュースを見て、これからグローバル社会においては最低限の英語力は必須なので当然、基準として定められた英語力の出願基準(英検準二級程度:CEFR A1-A2)は世界の大学に比べると、非常に緩い基準なので甘いと感じました。他の科目は得意だけど、英語は苦手と言った方には辛いかも知れませんが、難関大学を目座すのであれば、これぐらいの英語力は取れて当たり前ではないでしょうか。
東大の出願基準がCEFR A2レベルだそうなので低すぎると感じます。大学のグローバル化をはかるなら最低B1ぐらいが妥当とは個人的には思います。
難関大学を目指す方であれば、A2レベルであれば夏休みにフィリピンの語学学校で1-2ヵ月集中的に勉強をすれば大丈夫でしょう。

英語力が無い事も原因となり、日本がガラパゴス化して国際社会に出遅れてしまいました。
その為、近年になって小学校より英語教育が始まったり、今回の大学出願基準の変更等で日本政府はグローバル化の遅れを取り返そう必死な感じがします。
日本企業の海外への進出、少子化による外国人労働者の流入、外国人観光客に頼る小売店や観光業などなど、これからの現代社会を生きていく若者には、英語は必須の社会になると思いますので、最低限の英語力は身に付けておくことに得は有っても損はないですよね。