留学、ワーキングホリデーをするのに当たり必ず行なって頂きたい事が海外旅行保険の加入です。
例えば、カナダの医療費は非常に高額で、スキーや、スノーボード等で骨折しただけで数十万円の治療費
盲腸になって手術、入院しただけで100万円以上の医療費を請求されます。
めちゃくちゃ高いですよね!!!!
ワーキングホリデーの場合は滞在期間中の障害、疾病をカバーする医療保険に加入すること が参加条件となっていますし、
学校に通われる方は、 学校によっては保険の加入が義務づけられているので必ずチェックしておきましょう。
何よりも、何かあった時に治療が受けれるように必ず保険には加入しておくようにしましょう。
では、いざ保険に入ろうと思ったときにどのような保険に入れば良いのか? と言う疑問が出て来ると思います。
迷っている方は非常に多いと思います。
私ども保険の相談を良く受けますが、 保険に関しては、個人の価値観によって補償額、補償範囲も大きく変わって来るので、
「この保険会社で、これくらいの補償内容、補償額のが一番良いですよ」とは言えません。
そこで、まずは一般的な補償内容を知り、その中でどのような補償が必要かを自身で決められるのが良いかと思います。

■海外旅行保険の一般的な補償内容

治療費 旅先で病院で診察、治療を受けた時のなど補償
死亡/後遺障害 旅行中に怪我により死亡したり、後遺症が生じた場合の保険金
救助者用費用 病気で入院し家族が現地に駆けつけた際の費用
賠償責任 他人に怪我を負わせたり、他人の財物を壊したりした場合の補償
携行品の補償 自身の身の回りの物が盗まれたり、壊れたりした際の補償
航空機遅延費用 航空機の遅延により、宿泊代などが発生した場合の補償
航空機委託手荷物遅延等費用 預けた荷物の到着が遅れた為に、発生した費用の補償
歯の治療費用 歯医者さんでの治療費の補償
疾患死亡 旅行先で病気で死亡した際の保険金

上記が一般的な補償内容となります。 続いて保険の種類についてご案内します。
留学生、ワーキングホリデーの方が加入できる保険は4つに分ける事が出来ます。(カナダ渡航の場合)
☆日本の保険会社の海外旅行保険
☆クレジットカードの付帯保険
☆現地の保険会社の保険 (カナダの場合)
☆各州の保険(カナダBC州の保険)

①日本の保険会社の海外旅行保険
AIG・東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上などが日本の保険会社で有名所となります。
日本の保険会社の特徴としては留学生用、ワーキングホリデー用などにパッケージ化されており、 たいてい医療保険の他に賠償責任に対する保険など、上記の表に記載した内容が 含まれているのが一般的です。 ※歯の治療はオプションとなります。 ベーシックのプランに加入すれば十分だと私は思います。
どこも似たりよったりの内容ですが、会社によって若干異なります。
日本の保険は色々な補償が含まれているだけに、どうしても料金が高額になってしまいますが、 備えあれば憂いなしで、
資金がある方は日本の保険に加入される事をオススメします。
補償額も十分、補償内容も充実しているので安心です! 現地からは加入出来ないので、必ず日本にいる間に加入しましょう!

弊社提携の保険代理店では無料お見積りのご案内が可能ですので、ご希望の方は以下のリンクのフォームをお送り下さい。
保険無料お見積りを依頼する→こちら
「題名」に保険見積もりとご記入頂き、「メッセージ本文」に資料を郵送しても良いご住所をご記入下さい。

②クレジットカード付帯の海外旅行保険
クレジットカードの中には、最初からカードに海外旅行保険が付帯している物があります。
保険の適用期間はたいてい最大90日間で、補償内容、額、保険適用の条件は カード会社によって異なります。
そのカードを使って航空券を購入しないと保険が適用されない等条件があるので、 渡航前に必ず適用条件や保障内容、対象期間、手続き方法を確認しておきましょう。
保険期間は最大90日(60日)となるので、90日以上滞在される方は 必ず別の保険に加入しておきましょう。
付帯されている海外旅行保険の補償内容にもよりますが、条件付きで補償される場合や、 保険金額が低い場合があります。また携行品補償の自己負担額がある場合もあります。
なのでクレジットカードの補償が無い部分だけをカバーする保険も出ているので、 必要であれば入っておきましょう。
■楽天カード  (年会費無料、海外旅行中の病気やケガを最大2,000万円まで補償。疾病治療費や賠償責任、携行品損害も補償、さらに買い物で利用する度に楽ポイントが貯まるのでお得。)
※JCBカードはカナダではほとんど使えません。またアメックスのカードも使えないところが有るので、 作るならVisaかMasterにしましょう!

③カナダ現地保険会社の保険
カナダの民間企業が提供している保険となります。 日本の保険と比べると料金がかなり安いです。
1日当たり$2程度から入れるので、 日本の保険に比べるとかなり費用を抑える事が出来るでしょう。 ただしその分、
補償内容(損賠賠償責任保険や、携行品等の保険は入っていない)、 補償額が少なくなるので、なるべく予算を抑えたい、
最低限の医療費をカバーする保険のみで良い という方向けの保険となります。
カナダの民間の企業といっても日本人スタッフがいて日本語で対応してくれるところも有るので、 契約には困りません。
ブリッジ・インターナショナル保険は日本からでも日本語のウェブサイトを通して オンラインでお申込みできます。
日本語スタッフも常勤しているので安心です。 ブリッジ・インターナショナル保険の詳細はこちら

④BC州の健康保険
最後にご案内するのが、日本で言う国民健康保険の様なBC州の公的機関が提供する MSP(Medical Service Plan)という保険です。
カナダに半年以上滞在できるビザをお持ちの方、BC州に6ヵ月以上滞在される方であれば加入できます。(観光の方は加入できません
申請をしてから保険が適用されるまでに3ヵ月ほど掛かりますので、それまでは別の保険に加入して頂く必要が有ります。
3ヵ月ほど経てばケアカードが届くので、それを持って病院にいけばキャッシュレスで診療を受ける事が出来ます。
ただし歯の治療や薬代はこの保険ではカバーされません。
カナダの大学に通うなど長期滞在の方には良い保険ですが、適用まで3ヵ月ほど掛かったり、 手続きは全て英語となるので、
短期留学の方、留学初心者には向かない保険だと思います。 MSPの詳細はこちら