こんにちは。
グローバル留学センターの橋本です。

本日は、カナダ・サンピークス(Sunpeaks)のリゾートホテルで有給インターンシップをされた、Tomohiroさんの体験談をご紹介したいと思います!さんピークスではアジア人はほとんどおらず、完全英語環境。日本語が恋しくなった程だそうです。最終的にレストランのサーバーにまでなりおススメメニューを英語で案内したり、マネージャー的な仕事を任された事もあるそう。
Tomohiroさんの体験談が、これからカナダのリゾートホテルで働く事を考えている方の参考になればと思います。

Q)インターンシッププログラムはどうやってしりましたか?
Facebookにて偶然広告を見つけ、オリエンテーションに参加させていただきました。

Q)日本オフィスでのカウンセリング、セミナーでのプログラムの案内は理解できましたか?
スタッフの皆様優しくご丁寧に案内してくれました。1つ1つ丁寧に案内、説明をしていただいたので問題なく理解できました。

Q)渡航時点の英語力はどの程度でしたか?(学校の最初レベルをお知らせください。)
一度、渡航前に試しにテストを受け、現地に着いてからも学校で本番のクラス分けテストを受けたので、合計2回受けました。渡航する前はPre Intermediateでしたが、現地でのテスト結果ではUpper intermediateでした。

Q)現地オフィスをご利用いただいた感想は如何ですか? 
フレンドリーな感じで、丁寧に優しくサポートしてくれました。週1でConversation classがあったり、BBQをスタッフの方々、生徒の皆さんでしたり、1つ1つのイベントが丁寧で充実したものでした。

Q)語学学校は如何でしたか?英語力が伸びたと思いますか?
バンクーバーにあるEC Vancouverという語学学校で3ヶ月間通わせていただきました。正直なところ、最初のレベルが少し上のクラスからスタートしたため、飛躍的に伸びたという感覚はありませんが、それでもある程度の英語力は伸ばすことができたと思います。

Q)仕事のインタビューを受けるまでの担当者はどうでしたか?お役にたちましたか?
担当者はMarthaという方にお世話になりました。どのような仕事に就きたいか、場所はどこがいいか、英語力は十分であるかなどといった、非常に細かいところまでサポートしていただきました。また、インタビューに向けての模擬面接もしていただいたので、しっかり準備することができ、自信を持って本番に望むことができました。

Q)仕事が決まるまでに苦労したことはありますか?
やはり仕事の面接に合格することが一番苦労しました。仕事の面接はSkype面接でしたが、電話での面接が一番緊張して恐怖心さえ感じました。相手の表情が見れないので、本当に自分のリスニング力との勝負になります。友達に電話の練習を付き合ってもらったり、ピザや店の予約などにも積極的に取り組んでいました。それでも本場の英語のスピードはかなり早く、最初の面接は落ちてしまいましたが、2回目の面接で今の職場で働かせてもらっています。

Q)どこで?どのような様な仕事をされていますか?(仕事内容、環境、時給、勤務日数、同僚などについても詳しくお知らせください)
Sun Peaks Grand Hotel & Conference Centreというリゾートホテル内にあるMantlesというレストランでJr.serverとして働かせていただいております。

私はフルタイムの契約なので、1週間に5日勤務、1日8時間労働となっています。時給は1時間最低賃金の$12.65でそれにチップが加算されます。リゾートホテルなので、夏場と冬場はかなり忙しく、春場、秋場はさほど忙しくありません。ちなみに私は、8月中旬のシーズンが終わる時期から働かせていただきました。忙しくない時期は、他の部署にヘルプとして働かせていただいたこともあります。私の場合はHousekeepingやBanquetで働かせていただきました。Sun Peaksでは夏場に結婚式をよく挙げるそうで披露宴から2次会までホテルで行います。そのため、夜中12時を超えて帰宅、明くる日は朝の仕事ということも多々ありました。大変でしたが、日本とカナダの式は仕組みがかなり違うので、文化を知るといった面ではいい経験になったと思います。もちろん、基本的にはレストランで働きます。ピーク時、いわゆるシーズン時はかなり忙しく、1日大体12時間労働を8連勤したこともありました。クリスマス、年末年始が一番忙しくなる時です。大変でしたが、その分給料もチップもいただけるので、ポジティブに考えていました。笑

Jr.serverの仕事内容ですが、基本的にはServerのお手伝いです。テーブルをセッティングしたり、片付けたりします。私はJr.serverの中でもHostというポジションで、お客様をテーブルにご案内したり、ルームサービスをとったりしています。その他にも電話で予約を取ったりなど、色々な場面で英語を使う場面が多いポジションです。英語を勉強したい私からすればそのようなポジションに充ててくださったマネージャーの方に感謝しています。カナダはチップ文化なのでServer一人一人にセクションがあり、出来るだけ均等にお客様を割り当てなければいけません。そういった役割もHostが行います。パズルが好きだとか、ピースを上手に当てはめていくようなことが好きな人に向いていると働いていて感じました。帰国前の2ヶ月くらいは、レストランやホテルの仕組みもかなり理解していたので、Severとしても週に2、3日働かせていただきました。日本とは接客が違い、フレンドリーかつ丁寧さがより求められるので、Serverとして働く初日はかなり緊張しました。それでもSun Peaksにお越しになられる方は優しい方ばかりで、同僚の方々も親切に指導してくださったので問題なく、今ではスムーズに働いています。こちらの方は、よく自分がオーダーする料理をカスタマイズします。例えば「お肉の代わりにフルーツが欲しい。」や、ハンバーガーのバンズなしでパティとレタスのみ、など日本のレストランとはかなり違います。そういった面では、判断力、説明力がある人が向いていると思われます。
次に私の同僚についてですが、一言で言えば多国籍です。比率的に多いのは、オーストラリアとイギリスになります。その他にも、ドイツやニュージーランド、アメリカ、アラブ出身の方も働いていました。もちろんカナダ出身の方もいますが、他の地域の方と比べれば圧倒的に少数派です。また夏シーズン、冬シーズンが始まり終わるたびに働いている人はかなり変わります。もともとリゾート地なので、そのシーズンだけだとか、学校が休みの間だけなど、バケーション感覚で働きにきているような感じです。

Q)仕事のお休みの日はどのように過ごされてますか?
基本的にシフトが早朝だったり、夜遅くに終わったりとかなりバラバラのため、体内時計がかなり狂います。また休日も固定ではないため、1日空いて休みや、1日だけしか休みがないと言うこともあるため、基本的には家でゆっくり過ごしていますが、たまに仕事先に出向いてただ職場の人と世間話したり、自分が働いてるレストランにご飯を食べに行ったりしています。また街に出かける人の車に乗せてもらい、一緒に買い物をしたり、ただカフェでのんびりしたりすることもあります。
ホテルにはホットタブとプールがあるので、仕事終わりにみんなでゆっくりお湯に入ってリラックスしたりします。時々家でパーティをされてることもあるそうですが、私はお酒を飲まないのであまり参加できていません。お酒が好きな人にとっては、より親睦を深められるチャンスになると思います。
ウィンタースポーツで有名なリゾート地なので、冬は雪が多く積もります。ホテルで働ければ、シーズンパスがもらえるので、何度でも無料で山に登ることができ、スキーやスノーボードを楽しむことができます。2週間ずつデポジットを払う必要がありますが、契約終了後、そのお金は返金されるのでそのシーズンパスは無料です。

Q)プログラムに参加して良い経験になっていますか?
海外で住む働くということは想像以上に厳しく、ストレスが溜まる時ももちろんあります。

それでも英語をもっと勉強したい、海外で働いてみたいという夢が現実になっているので嬉しいです。特に仕事では完全な英語の環境なので、非常にやりがいを感じます。このような経験を提供してくれてサポートして頂いた、エージェントの皆様に感謝しています。

Q)留学後のご予定は?
現時点では1つに絞れていませんが、なりたいものは決めてあります。
高校の教師になるか、これから海外に渡航する人のサポートをするエージェントです。元々、英語を勉強し始めたのも、高校時の教育実習生の存在がきっかけです、また日本ではほとんどの英語教師が英語を話せないと言われています。自分が教師になり、英語が話せる教師として生徒に英語を教えたいと考えております。
もしくは本格的なサポートができるエージェントにも興味があります。自分の今までの経験を次の世代の人たちに伝えて、それが役に立ってほしいという思いもあり、英語を勉強したい、留学したいという決断をした理由の一部になればいいなと思います。未だ1つに絞れていませんが、この2つの職種にも共通していますが、最終的にこうなりたいというものは「理解者になる」ということです。手を差し出すだけではなく、その人が今いる位置をポジティブに捉えられるように背中を押せるような存在になりたいと思います。自分の今までの経験を次の世代に伝えて、それが役にたってほしい。決断した理由の一部になればいいなと思います。また「理解者」になること。手を差し出すだけではなく、その人が今いる位置をポジティブに捉えられるように背中を押すこと。

Q)これからプログラムへ参加される方へのアドバイス
これが正しいというわけではないので、1つの意見として読んでもらえると幸いです。まず1つ目として、「人と人との繋がりを大切に」ということです。留学場所を決める大きな理由の1つとして、日本人の比率を考えられると思います。正直なところ、よっぽどの場所ではない限り日本人の方はおられます。ましてや、バンクーバーは日本人にとって超がつくほどの有名&人気都市です。街中を歩いていても日本語がよく聞こえます。これから留学される方の中にも、「日本人と関わらないようにする」と決めて渡米される方々もおられます。確かに、英語力を伸ばす上で、母国語を出来るだけ話さないようにすることは大切です。しかし、英語力を上げたい=日本人と関わらないようにするということは必ずしも正しいとは限りません。例えば、日本人同士でも英語を話せば、会話練習になりますし、友達の友達つながりで、色々な国の出身の方と出会える可能性もあります。ある日本人と出会えたおかげで、自分の視野が広がった、目標、夢ができたという体験談もよく耳にします。せっかくの留学生活、そういった可能性を制限せずに、無限大に広げてより充実した生活を送ってみるのもいいと思います。

2つ目に、「目標を持つ」ということです。留学に来られる方で、実際に現地についてから何をするのか考える方ももちろんいらっしゃいます。でもそれは、日本にいた時にできたことではないですか?半年もある、1年もあると時間をポジティブに捉えることはいいことだと思います。しかし、半年や1年間は長いようであっという間に過ぎ去ってしまいます。時間をポジティブに捉えることは、これから生きていく中で大切なことです。それでもポジティブに捉えすぎてしまうと、行動に写すのに時間がかかってしまいます。これからの海外生活、充実した毎日を送るためにも出来るだけ細い目標や夢を持つことが、1つの手段だと思います。また自分が壁にぶつかってしまい辛い状況にいたとしても、目標や夢があれば、なぜ自分はこの場所にいるのか、どうしてこんな思いをしているのかと、そこからまた立ち上がるために再確認することができます。強い目標や夢がある方は、少しのことで諦めたりすることはないと思います。

最後に、これから留学される方は、楽しみな気持ちもある反面、不安な気持ちもあると思います。周囲の反対を押し切ってまで留学を決意された方もいらっしゃると思います。私もその内の1人でした。英語を勉強したいと家族や友達に話しても、誰も応援してくれず、むしろ反対されました。それでも留学を決意したのは、自分が本当に留学したいと思ったから、英語力を上げたいから、海外で仕事をしてみたいからといった強い目標と理由があったからです。どんな状況下においても、留学をするという決断をした勇気さは本当に素晴らしいことだと思います。留学生活、充実した楽しい毎日が待っている反面、日本に帰りたい、もう無理と感じるくらい壁にぶつかることもあるでしょう。でもそれは、何かに向けて挑戦したということ。自信を持って、自分のやりたいことを思う存分してください。どんな理由であれ、他人がどう思おうと挑戦したことは自分の人生にとって大切な経験、思い出になります。自分が日本に帰国して、胸を張って帰れるように、留学してよかったなと思えるように、1日1日を大切にして素晴らしい留学生活を送ってもらえたらと思います。

皆様の留学がより充実したものとなりますように心から願っています!

 

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